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音楽がもたらす「善きもの」

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5月、新緑の季節。私は初めて天竜壬生ホールを訪れ、「遠州ジョイントコンサート」を聴いてきました。出演した五つの音楽団体は、それぞれが素晴らしい歌唱力を発揮していました。中でも合同ステージは圧巻でした。総勢40余名が客席内やステージを移動しながら歌い、そのハーモニーがホール全体に漂い、縦横に行き交う――本当に見事な演奏でした。

昭和歌謡の復活に思いを寄せて

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 皆さんは家で音楽を聴くとき、どんなジャンルの曲を聴きますか。クラシック、ジャズ、最近の流行の曲まで、さまざまな選択をされると思います。そんな中、近年の特徴として昭和歌謡が取り上げられる機会が多くなりました。若者の間でもブームになっているようです。では、なぜ令和の時代に昭和歌謡が受け入れられるのでしょうか。 昭和歌謡といえば、'70年代〜'80年代が黄金時代といわれています。2025年は昭和100年に当たります。歌謡曲とは、流行歌、ポピュラー音楽の総称であり、大衆に支持される大衆歌のことと定義されるようです。 シティーポップの舞台 歌謡曲といってもジャンルがあり、歌謡曲、ロック、ポップス、フォークなどに分類されます。ロックやポップスの歌手はアーティスト、シンガー・ソングライターなどと呼ばれ、少しかっこいいイメージでしょうか。その中でも「シティーポップ」というジャンルがあり、浮遊感のある爽やかなサウンド、都会的な雰囲気の歌詞が特徴です。 代表的な歌手は大滝詠一、山下達郎、竹内まりや、「木綿のハンカチーフ」の太田裕美などでしょうか。これらの曲は今聴いても時代にマッチしており、違和感は全くありません。こうしたメロディーや歌詞が、今の若者にも受け入れられているのではないかと考えます。 また、美しいメロディーや歌詞の魅力とともに、歌を聴くだけで当時の時代や景色が浮かぶのではないでしょうか。男声合唱団でも昭和歌謡が歌われていますが、改めて曲のすばらしさを実感することがあります。皆さんの音楽鑑賞の中に昭和歌謡をセレクトしていただき、もう一度じっくりと味わってみてはいかがでしょう。きっと、いい曲がたくさん見つかると思います。 セカンドテナー T.S